point of life

Always look on the bright side of life. Life's a piece of shit, when you look at it.

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撮影で平和の礎へ。
そこにいるだけで汗が滴るような日差しのなかで
ふっと 自分のことではなく海と空と自分のいるしまに気持ちが向いた。
なんてでっかくて、つよくやさしいのだ。
おれはえらくちっぽけだな。
でも、どーんとつよくやさしくありたい。
ひとりそんな気持ちでうみ・そら・くも・しまをみていた。

今日は広島に原子爆弾が投下された日。
そして、昨日は撮影のモデルにもなってくれたレトリバーのエンゾが亡くなった。
前の日はタルケンおじぃの60回めの誕生日。

日々を大切に自分を刻んでいこう。
ありえないこともいつかカタチにできると信じて。

さて。今日も早起きして朝から撮影へ
ひと休みしたらダブルヘッダー2本目、夜の撮影やね。
いってきまーす。

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朝からの取材を午後で終わらせて、家に帰ってひと仕事。

さっさかシャワーを浴びて出かけたのは
カメラマンの大先輩 ”おじぃ” ”タルケン” こと垂見健吾さんの還暦おめでとうサプライズの宴。

「南方写真師 垂見健吾氏の生まりたる日を祝う会」

若手からベテランまでのカメラマンはもちろん、雑誌、音楽、そのたもろもろ。
ありとあらゆるひとびとがお祝いに集まった宴。
おじぃの人柄とこれまでに積み上げてきたその大きさを感じた。
みんながとてもあたたかい。
60過ぎても間違いなく現役でばりばり。

そんなおじぃとなんども「負けませんよ。」「umihikoがんばれよ。」と力を込めて手を握ってきたので
負けないよ。

んでは。今日もいってきやす。

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夜遅く古い大切な仲間と男同士の長電話。
「別れた」と。おまえもかよ、おまえで3人目だぞ。

何年いっしょにいても
ちゃんと伝わってると思ってることが伝わっていない。
同じ方向を向いていると思ってもそうでもない。
ちゃんとむきあわなきゃね。
お互いにとても大切なはずなのにね。だからこそ幸せで笑顔でいてほしいよ。

それが己なのか縁なのか。それともちがう何かなのか。わかんないけど。

ま。夏休みは沖縄に来い。飲もう。
こうやって話せる仲間がいて良かった。って言葉におれが救われたよ。
お互いどこに歩いていくんだろうな。

おれはこのままではいけないな。

さてっと。仕事に戻ろ。
今日はちょっとのみながらにするか。。
かんぱーぃ。
がんばろ、今夜も長いよー。

***

これまだ沖縄県内はないみたいね。
7月中には入ってくるかなー。

***

♪ Now Playing : Back To Next / Harvard

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6/23日 慰霊の日。

ぼくにとって、島々で起こったことに向き合うきっかけの日。

沖縄を考えるとき、ぼくは沖縄と自分についても考えることになる。
ぼくは沖縄の人間ではない。「大和のひと」なのだ。
それはいつまでもかわらない。
この島々で起こったことを想像することはできる。でも想像でしかない。
貴重な機会に話を聞くこともできた。でも聞いたことでしかない。
島々にで暮らし受け継ぐこととは違うのだと思う。人々は多くを共有している。
そのことを感じるから。

大切に受け継いでほしいと思う。その機会があるのなら。

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この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。
世界はきみを入れる容器ではない。
世界ときみは、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、
それぞれまっすぐに立っている。
きみは自分のそばに世界という立派な木があることを知っている。それを喜んでいる。
世界の方はあまりきみのことを考えていないかもしれない。

でも、外に立つ世界とは別に、きみの中にも、一つの世界がある。
きみは自分の内部の広大な薄明の世界を想像してみることができる。
きみの意識は二つの世界の境界の上にいる。
大事なのは、山脈や、人や、染色工場や、セミ時雨などからなる外の世界と、
きみの中にある広い世界との間に連絡をつけること、
一歩の距離をおいて並び立つ二つの世界の呼応と調和をはかることだ。
たとえば、星を見るとかして。

二つの世界の呼応と調和がうまくいっていると、毎日を過すのはずっと楽になる。
心の力をよけいなことに使う必要がなくなる。
水の味がわかり、人を怒らせることが少なくなる。
星を正しく見るのはむずかしいが、上手になればそれだけの効果があがるだろう。
星ではなく、せせらぎや、セミ時雨でもいいのだけれども。

■池沢夏樹「スティル・ライフ」冒頭

どこかで目にして気になっていた文章。

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